5月21日にテレビ朝日系の夕方の情報番組でシロアリ探知犬の紹介と駆除の模様を放送していました。
シロアリが活発に動く時期になっているということでの特集のようです。
潟Aサンテという会社が、アメリカで訓練を受けた日本で唯一のシロアリ探知犬(久保木ドッグスクール所属)を使って壁を壊さなくても壁(床)内のシロアリが発見できるというものでした。あるお宅では押入れの角の柱の部分でシロアリを探知したため、床を剥がして確認をしました。床板を剥いだところ土台や柱脚部分がズコズコになっていました。但しシロアリは既に撤退していたため、束などに穴をあけ、薬剤を注入したり、ズコズコの土台を取り去り被害を受けていた場所に薬剤を噴霧している状況が映し出されていました。
薬剤注入は太いドリルで穴をあけコンプレッサーのようなものを使って、またコンプレッサーで被害箇所に大々的に薬剤を噴霧していて、「以前岡崎シロアリさんがやっていた注入よりもずいぶん激しい処置方法だな」と衝撃を受けました。
 後日、岡崎シロアリさんに伺った話しを自分なりに整理をしてみました。
・シロアリ探知犬は過去にシロアリの被害があった場所と現在被害が進行している場所の区別ができない。
・アメリカではロボットを使って探知をする業者もいるが、上記と同様被害状況の区別はできない。
・シロアリが去ってしまった所に新たに薬剤を散布しても、散布量に見合う忌避効果は期待できない。むしろ薬剤による人体への影響が懸念される。投薬量が増えれば当然コストが高くなる。
・経験の浅い人ほど新しい物に飛びつき、必要以上に薬剤を使用する。
・シロアリを敷地から追い出すのは非常に困難である。地面はどこまでもつながっているのだから、条件が整えばまた庭先に戻ってくる。

結論

犬やロボットを使用するのは目新しさから注目されるであろうが、最終的には担当者(人間)の適格な判断が重要になってくる。
経験豊富な専門家による、ピンポイントの対策が人体にも環境にも優しいシロアリとの共生方法である。
あとは、薬剤を使わないでシロアリを建物に寄せ付けない、近づいてもすぐに発見対応ができる工夫を建築の専門家が行うのみである。

シロアリ探知犬