中国製電動ベッド 首はさまれ男児死亡
2007.12.26 産経ニュースより
愛知県内で12月上旬、4歳の男児が中国製の電動リクライニングベッドに首を挟まれ、窒息死する事故があったことが26日、国民生活センターの調べで分かった。同センターによると、家族は「ベッドのリモコンの不具合が原因と考えられる」と話している。
同センターによると、同県内の民家で9日午後、男児が電動リクライニングベッドのマットと木製ヘッドガードに、首を挟まれているのを父親がみつけた。男児は病院に運ばれたが、数時間後に低酸素脳症で死亡した。
ベッドは約2年前にインターネットの通信販売で購入された中国製「ネオ・ユニバーサル」で価格は約4万円で国産の同様のベッドの半額程度である。付属のリモコンは、「上がる」「下がる」のボタンのみで電源のスイッチはなく、軽く振動を加えただけで、マットが動くなどしていたという。家族は「子供が首が絞まるまでリモコンを操作したとは考えられず、製品の不具合と考えられる」としている。
大変痛ましい事故だと思います。
がしかし、1歩踏み込んでこの事故を考えてみると考えさせられる問題があるのではないでしょうか。
安い商品の全てがそうだという訳ではありませんが、安い商品には安いなりの理由があります。
この商品は電源のON、OFFはコンセントの抜き差しに頼っている上、通常国産の電動ベッドに設置されている安全装置がこのベッドには付いていなかったのである。
商品に必要ないと思われる付加価値を付けて販売することが多い昨今、シンプルさを売りにすることは間違いではないのであるが、安全性に関する部分を削ってしまったところが問題なのであろう。
子ども用玩具の有害塗料の問題など最近中国製の商品に関するトラブルが頻発しています。安全に関する意識の違いかもしれません。
ここで思い出すのは姉歯建築士によるマンションの耐震偽装事件です。売りに出されたマンションは周辺のマンション相場からは考えられない安さだったそうです。安く購入しても建て替え費用負担によって、結局高くついてしまいました。
商品を購入する際には安さだけを追い求めるのではなく、値段相応の価値なのかを考える必要があるのではないでしょうか。
薬剤投与によるC型肝炎のように本人ではリスク管理ができない問題と違い、どの商品をえらぶかの選択の自由がある分、コストダウンをはかる上で発生するリスクについては自己責任が発生してくるのだと思います。
結論
必ずしも「安物買いは銭失い」ではないが、
なぜ安いかをよく考えて買うべし